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松本城 ~400年余の風雪に耐えて~
現存する日本最古の五重天守、それは、戦うために建てられたものでした。

最上階(天守六階)
急な階段(傾斜は60度くらい)を上がり、床の高さから覗いたアングルです。
ここは戦の時、周りの敵の様子を見るところ(望楼)として使われました。
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御座の間(天守四階)
書院造り風のこの部屋は、いざという時は、城主がいるところ(御座所)になりました。
天井が高く、四方から光りが入ります。柱はすべて桧で、カンナがかけられ丁寧な造りになっています。
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特徴のある窓(天守二階)
窓がない暗い天守三階と違って、この階は窓が多く明るいです。竪格子(たてごうし)窓(武者窓)が東・西・南の三方にあります。四部屋に分けられていて、武士たちがつめている武者溜だったと考えられています。
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狭間(さま)
天守閣では、戦国時代の主力武器であった鉄砲戦への様々な備えを見ることができます。
厚い壁には矢狭間・鉄砲狭間があわせて115ヶ所あります。黒い壁の部分に小さく穴が開いているでしょ。
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顔を突っ込んで外の景色を眺めてみました。敵はいないかな・・・・
長方形なのが矢狭間
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正方形で小さいのが鉄砲狭間です。
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泰平の世になってから増築された二棟
辰巳附(たつみつけ)櫓は天守の南東(辰巳)にあり、隣の月見櫓と一緒に寛永年代に造られた建物です。
これは二階の花頭窓
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ここが月見櫓
月見をするための櫓で、北・東・南の舞良戸(まいらど)を外すと、三方がふきぬけになります。
部屋にいるだけで、泰平の世を感じられる開放的な造りになっていました。
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ものっスゴイ一生懸命撮影してたら、見学する人みんな、ちょっと白い目で見ていましたよ^^;
「ちょっとぉ~、あの人ぉ~、国宝って撮影禁止とちゃうのん?」みたいな・・・ヒソヒソ
うぷぷ^m^
ちゃあああ~んと、入り口で撮影可能かきいてますぅ~(あっかんべーだ)←大人気ない

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by eco_neko | 2006-04-10 23:35 | 季節の風物詩
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